10ころ目 幕間の読了感想3
うに。
ハイパーゴアムササビスティックディサピアリジーニャス(絶叫)
昂ってしまいました失礼。
海飛も昂れば叫び狂うということわざもあるのでね。
そんなこんなで読了感想を合間に挟みます。
麦本三歩の好きなもの
著・住野よる
青痛脆に続いて呼んでまいりました。
以下ネタバレ含みの感想なので毎度注意です🥺
あらすじ…………ではないが……。
主人公の麦本三歩の日常系作品
作中でも「二十字以内で説明できる作品は良いもの」と言ってるが当作品もあてはまっている。
まだか「」く「」し「」ご「」とを読んでいないがおそらく住野よるの中で最も平和な話なんじゃないだろうか。
本文は相変わらず読み易い。
他の作品、他の著者の本と比べてもかなり緩い。
内容はもちろんのこと、文面における表現すらも緩い。
ここで少し脱線するのだけど、俺が人生で最高につまらないと感じた某スコップラノベ。
古い思想なのかもしれないが自論を言うなら……
個人の感想です
本文中は愚か「」内のセリフに『^_^』とか顔文字やら入れるな
個人の感想です
その某スコップラノベはノリも寒いつまらない不愉快で読むのが苦痛だった。
個人の感想です
もちろんこれからの時代、新しいラノベの形として必要かもしれない。発展するかもしれない。
個人の感想です
ただ俺は気に食わなかったっていう緩さの履き違え
個人の感想でした
ここで話を戻そう。
某スコップラノベと違い小説の在り方として良い形で緩さを作っている。
これはやっぱり住野よるの文章力における賜物ではないかと。
ただこの本はそんなにカチカチなこと言うものじゃないんだ。
本を読む時、ストーリーで主人公の成長を熱く楽しんだり、お涙頂戴で感動したり、ミステリで深読みしたり、生き様を刻みつけたり、作者のメッセージを読み解いたり。
楽しみ方はジャンルそれぞれ。
どっかにいそうな彼女の生き方を見て、じゃあこう生きるのがいいっていう話じゃなく、彼女の生きた日記を読み、情景を想像してそう、文字通り『楽しむ』のが肝じゃねえかと感じた。
これも個人的な感想に過ぎないが(n回目)
もちろん彼女のように日常にある些細な『好きなもの』を探し楽しく生きようと感化されるのも大いにアリ。
こんな偉そうなこと言ってるけど俺自身も会社そろそろ始まるし、こうやって前向きに生きようかなー?とか思ってるし(小声)
先も述べたとおり、小難しいこと考えないで人の人生見て楽しもうって。まず真っ先にその楽しみ方が一番だと感じたんだよ。
深読み考察その他諸々やるなら二週目にでもしたほうがいいとぼかぁおもいました。
それにしても三歩さん噛みすぎでは笑笑
三歩さん仕事めっちゃできないタイプの人なんだけどね?
一部を除き愛され系天然してこっちも微笑ましい気分だった。
ぼくの元バイト先BOOKOFFっていうんですけどそこにもアホほどミスしまくる仕事覚えないロクでもない人いたけど大違いだね。
お話構成もバッチリだったと思う。
メインキャラと三歩さんのコミュニケーションをそれぞれこなしていく比較的典型的なスタイルだったけど、しっかり飽きない面白さがあった。
キャラの普段(お話のメインじゃない時)の見せ方ってのが上手いんだと思う。
その人の話になった時、そのキャラクターの一番映えるようなエピソードになってる。
締め方も終わり付近のエピソードも凄い良かった。
「おかしな先輩」と三歩が仕事をサボったことの秘密が出来るのだけど、それに対して二人の性格がはっきりと現れる。
なんとびっくり三歩、好かれてない。
さっき例外を匂わせたのはここ。
怖い先輩も優しい先輩も可愛がってくれる。
(こう平和ならおかしな先輩も三歩のことちゃんと好いてるんだろなぁ)
とか思ってたら全然。
おかしな先輩は結構辛辣なこと言ったんだけどね。
そこは主人公、自分のキャラを貫いて、うまくとはいかないまでも三歩らしい終わらせ方につなげたのは最後の先輩エピソードとして相応しかった。
一波乱の起こし方うめぇ……こえぇよ……。
こうしておはなしをくぐった締めとして三歩の日常に戻る。
起きて飯食って仕事行って……誰にでも来る朝でエンド。
さっぱりしててやはり鬼おもろかった
次お金に余裕があればか「」く「」し「」ご「」とを買って読んでまた日記つけます!
ほんと住野よる作品まじめに面白いし読み易いしで最高の極み。
今回のはここらで幕引きとさせて戴きます。
毎度思うけどこう、感想マジで個人的な感情を頑張って形にしてるからガタガタかもしれん。
本心語ってるけどそれ「お前の感性死んでるよ」
とかいうやつは黙っててくださいむしろお前が
続いて前編書くのに1時間弱かかったせいで後半にとりかかれずにいるボカロP語りの方書き殴っていこうと思うのでね。
ではお後がよろしくないようで🤗